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2004年3月14日 (日)

Seeing is Believing(1)―南アフリカ留学のきっかけ (工藤 真友美)

 このコラムを書くことになったきっかけは、杉原さんと、DCフォーラムのイベントで出会ったことだった。杉原さんは以前、ジンバブエに行っていたこともあるので、アフリカの話で盛り上がっていた。というのも、私自身、南アフリカ共和国に高校時代一年間留学していたことがあり、なんとなく懐かしさを覚え、当時の興奮を誰かにわかってもらえるのがうれしかったのもあった。同郷のよしみというわけではないが、なんだか、アフリカに対する共通のフィーリングがあるような気がした。

 アフリカにいってボランティアがしたい、開発の仕事をしたい、そう望む学生は結構周囲にいるみたいだが、今まで、あまり、アフリカでの体験談を人に話す機会というのが少なかった。せかっく頂いたこの機会に、このコラムを通して、現地に行って感じたことや、アフリカの生活などを伝えていきたいとおもう。開発に興味をもった原点としての南アフリカでの経験を通して、今、実際大学で学んでいることなどと関係させての問題提起などもしていけたらいいと思っている。

 まず、そもそも、なぜ高校留学ではアフリカに留学することになったから、はじめたいと思う。だれもが、まず、留学していた場所をきいて、はて?という顔をする。高校留学として、アフリカはマイナーだからであろう。現に高校留学で南アフリカに留学したことがある人に、過去3,4人しか会ったことがない。(いずれも同機関で留学した先輩または、後輩)私がお世話になったのは、ロータリークラブ主催の青少年交換プログラムというもので、各県のロータリークラブが毎年学生を各国のロータリークラブに1年間送り出すというものだった。日本からでて、外の世界をみることを望んでいたので、とりあえず、希望国をメジャーであるアメリカにした。各県によって、提携している地域が違うため、希望は出せても、提携国との調整が必要なので、最終的には委員会の方で派遣国を決めるということだった。私は、第三希望に、まさか行くことになるとは思わずに南アフリカと書いておいた。(アメリカは派遣人数が多いためにもれることがないとい予想のもと)そして、派遣国発表の日。委員長はアフリカと言った。アメリカの間違いでは?と耳疑ったが、間違いではなく、一字違いのアフリカであった。

 とりあえず、留学することは決まっていたので、今さらやめたくもなかった。もちろん、ここでやめることはできたが、反対していた母親を一ヶ月かかって説得した上で承諾してもらった留学であったので、ここで身を引くわけにはいかなかった。初の海外体験であったため、「アメリカでもアフリカでも日本からみて、異国であるには違いない。」と割り切り、アフリカに行く覚悟を決めた。半分は、未知への好奇心があったのかもしれない。TVや本で見る、大自然?野生の動物?部族?これくらいのステレオタイプな知識しかなかった私が、まったく未知の国、南アフリカに行くことになった。後から考えてみれば、人生の宝になるような素晴らしい体験ができた、貴重な一年間であった。何も知らないで行ったことで、戸惑いも大きかったが、その分よけいな偏見を持たずに現地の生活ありのままを体験できたと思う。TVや本では知ることができない、realityの世界を。この目にしっかりと焼き付けてきた。それと同時に私の心にさまざま疑問を投げかけてくる体験の連続であった。委員長のチョイスは正しかったと思う。少なくとも彼がったように、どこにいってもサバイバルできるバイタリティと根性はついたような気がした。
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